こんにちは!まるぞーです。
私には最近4歳になった息子がいます。
日に日に賢くなり、可愛い部分もあるものの、生意気な言動にイライラしっぱなし。
時には怒鳴ってしまい深く反省するとともに、
自分の器の小ささに悲しくなり
ついには「自分って、お母さん向いてないな・・・」とか思うまで悩むことも。
そんな中出会い、目から鱗が落ちた本があります。
こちらです↓
この本は、脳科学に基づいた男の子の育て方を知ることができます。
著者は人工知能の研究者である黒川伊保子さんという方で、かなりの実績のある研究者のよう。
ただの感情や経験に任せた育児指南書は苦手なので、「脳科学」ってところに飛びつきました。
この本をオススメする人
・息子の行動が理解不能
・息子育てに毎日イライラして嫌気がさしている
・息子の気持ちを分かりたい
・ついでに男の考え方も学びたい
・妻と息子の間で起こるストレスを理解したい
・母親とはいかなるものなのか理解したい
このような悩みを持つお母さん&お父さん&今も息子&かつて息子だった人たちに読んでほしい!(ほぼ全員じゃん)
この記事をよんで少しでも興味を持ってくださったら、ぜひ一度よんでみてくださいね。
著者の黒川伊保子さんとは
奈良女子大学理学部物理学科卒業後、コンピューターメーカーにてAIに従事。2003年より(株)感性リサーチ代表取締役社長。語感の数値化に成功し、大塚製薬「Soy Joy」など、多くの商品名の感性分析を行う。また男女の脳の「とっさの使い方」の違いを発見し、その研究成果をもとにベストセラー『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』(ともに講談社)『娘のトリセツ』(小学館)を発表。ほかに『母脳』『英雄の書』(ポプラ社)、『恋愛脳』『成熟脳』『家族脳』(いずれも新潮文庫)などの著書がある。
「息子のトリセツ」の著書欄より引用
ほおおおお
なるほど、まとめると人間の脳の超エキスパートな方なのね!!(浅くてすいません)
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「息子のトリセツ」の要約
著者である黒川さんは、「母も惚れるイイ男」をめざして子育てしようと決意されたようです。
そんな「母も惚れるイイ男」を育て上げるには、男子の脳理解が必要不可欠。
じゃあ男の子の脳ってどうなってるの?女の子の脳とどう違うの?ということですが、
簡単に言うと、
男女の脳のスペックは同じだが「とっさ」のときの無意識の選択が違うとのこと。
男子のほとんどが「空間認知優先型」、女子のほとんどが「コミュニケーション優先型」なんです。
男子は「遠く」の目標を捉えるのが得意で、女子は「近く」の大切な人を守ることが得意。男女はとっさの時に使う能力が違うのです。
つまり、お互い足りていない所を補う関係であり、大切なものは二人そろわないと守れない。
つまり、カウンターバランスをとるペアで、「とっさ」が違うから、お互いイラっとする瞬間がるのは当然のことなんです。
そしてこの本では、男性脳の考え方を知って、上手に息子育てをする方法が具体的に提案されています。
スポンサーリンク「息子のトリセツ」の評判は?
「息子のトリセツ」で気づきを得た方々も多くいるようです。
日頃から息子に対して「なんでこうなる?」「直してほしいなあ・・・」と思うような具体的な悩みと解決策も書いてあったりするので、
私もとても勉強になりました。
『息子のトリセツ』 黒川伊保子/著
— おこめだ@強い家猫 (@komekome_y) September 12, 2021
息子を育てる上で知っておきたい男性脳の話。とりあえず夫を愛するように息子を愛せば良さそう。子育て本読んでると、結局子どももひとりの人間だということを忘れないことだなと思う。 https://t.co/xlLFvzVZpX
スポンサーリンク実母が送ってきた『息子のトリセツ』って育児書読んでるんだけどね…
— まにまに(活動期) (@6AQzcJgL69HCBfS) September 1, 2021
男の子のボーーーっとしてる時間て、脳が睡眠(出来事の整理の時間)まで待てなくて休息してる時間なんだって😳
賛否あるかと思いますが、うちの子ほんとにめちゃめちゃボーーーっとするので、なんか安心しましたー😂
目からウロコの男の子の子育て
以下では、私が本書を読んで目からウロコだった男の子の子育てのコツを、一部抜粋して紹介します。
目からウロコの男子の子育て①「ぼんやり」と「ぱなし」を許そう
「遠くの目標」にロックオンして、それに向かって突き進む男性脳。これが理系脳には必要。事業開発においてもこの能力は高く評価される、つまりできるビジネスパーソンの必須要件なのである。男性はこの「遠くを見る」能力で、子孫を残し、世界を発展させてきた。しかし「近くが手薄」なので家の中では優秀な男性脳ほど、無能感が漂う。
「近くのコップを持って行きがてらトイレ行こう」とか・・・できない。「ぼんやりしがちな、ぱなし男」に見えてしまう。
でも、思いやりがないからでも、人間性が低いわけでもなく、できないからだということを覚えておこう。小うるさく注意して欠点を消したら、長所は弱体化してしまう。
「こら!服ぬぎっぱなしにしない!洗濯にもっていって!」とか言って怒ってたけど、そもそもそういう脳ではないのか。
それを叱って、長所をつぶしたくないしな・・・
目からウロコの男子の子育て②部屋は片付けないほうが良い
母からすれば、散らかった部屋はいやだし、子供には「片付ける」という習慣をつけてほしいとは思っている。しかし、散らかった部屋は、男の子の「空間認知力」を鍛えるのに絶好の場所だという。
と言いつつも、家の全部を片付けないということはきっと難しいだろうから、その子の為に「他人が触らない、ずっとキープできる場所」をつくってやるといいと。脳は「想像」と「実行」が大切で、1畳、難しければ小さくても構わないから、その子の為に「誰も触らない、キープできる場所」をつくってあげると、そこで「こういう風にしようと妄想」→「家に帰ったらやってみる」という繰り返しをすることで、脳に抜群の創造力を作り出すことができる。
確かに、せっかく作ったブロックのお城を「寝るから片付けてよー」といって崩そうとしたら息子からめちゃくちゃ怒られたっけ・・・
ここからどうしようか、とか考えてるんだな。誰にも壊されない自分だけの空間で、自分の世界を作り上げることは、大切なことなんだね。
目からウロコの男子の子育て③5W1Hの会話は禁止
5W1Hはスペック確認の質問。これを会話にすると、
「何してるの?」「学校どう?」「どこ行くの?」「これいつ買ったの?」「なんでここに置くの?」
…どうですか。思春期の自分だったら「ほっとけ」といってしまいそうな質問ばかり。笑
そう感じるのはみんな一緒のようで、これは威嚇効果抜群の言葉たちのようです。
確かに「今日どうだった?」ときいても息子は何も話してくれなかった。悲しい。(反抗期!?)
その代わり、「今日お母さんはこんな一日だったよ~」と報告すると、自分から言ってくれるようになりました。
他にも「息子のトリセツ」を読むことでわかること
上記に挙げた目からウロコの男の子の子育ては、ほんの一部です。
ほかにも、本書を読むと以下のことが分かります。
・8歳までに獲得する能力
・息子を本好きにする方法
・母親は男の子にとって「原点」であること
・存分に甘やかしてOKな理由
・スマホ授乳がもったいない理由
・トップアスリートをめざすならタイムリミットがある
・苦しまずに「忍耐力」を身に着ける方法
・・・などなど。
新書ですが、息子育てに悩む母にとって、たくさんの目からウロコの情報がつまった本であったことは間違いありません。
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この本を読んで変わったこと
まず、男性脳の思考のクセを知り、息子を以前よりも理解することができるようになりました。
その結果・・・イライラする回数が激減!
以前は「なんでこんなこと言うのかな!?」とか「なんでこんなことするの!?」など、
いちいち許すことができず怒っていたことが
「まあ仕方ないか」と流すことができることが多くなりました。
感謝感激雨嵐です。
また、息子への声掛けも変化しました。
そのことによって、息子の態度も以前よりも柔和になり、落ち着いてきたように思います。
それでもやっぱり、イライラしたり、息子よどうした!!と言いたくなるくらい理解不能なこともまだありますがね・・・
少しずつですね。
「息子のトリセツ」の購入方法は?
知っていると知らないでは大違いの「男脳」のしくみ。
この本を読むことによって、あなたの子育てが変わります。
真剣に読めば絶対に変わります。
息子育てに悩んでいる、母としての自信を無くしている、いやなんなら全てのお母さんたちに読んでほしい!
「息子のトリセツ」は、
各書店、ネットショッピングではアマゾン、楽天、ヤフーショッピング等でお買い物ができます。
もし興味が湧いたら、読んでみてくださいね。